旅その2 屋久島③
さていよいよ縄文杉とご対面の日。
山のふもとから見る朝陽がきれい、ということで日の出前に出発。
4時半くらいだったかな……。アリエナイ……。
でも聴いたことのない鳥のさえずりのなか見る朝陽は本当にきれいでした。
ツライ早起きをしてでも観る価値アリです。
朝陽を見たあとは山に入っていきます。
縄文杉を見るまでの道のりは簡単に言うと山登り!
トレッキングっていうか……山登り!!
正直言うと、こんなにキツイとは思わなかった(笑)
5時過ぎくらいから歩き始めて、縄文杉に到着したのは14時ごろだったかな……
縄文杉のほかに、ウィルソン株、夫婦杉、三代杉、などなど、
ほかにも有名な観光スポットがあります。
中に人が入れるほどデカイ
ひとつの木にもうひとつの木がくっついてる
まだメインじゃないのにどれもこれも巨大すぎて感覚が狂う。
だって、「この木はまだ3000年くらいだから若いですねー」とかいうレベル。
ひたすら歩く……
一番きつかったのは、山道に入る前、ひたっすらトロッコの線路沿いを歩いたとき。
刺激がなさすぎて、ただただ睡魔との戦い。
で、どんどん山道になり、最後はいよいよ道なき道になり、
大人の階段(1段が腰くらいまであるやつ)を登って、ついに縄文杉の前へ。
スゴイ……!!
大きいのは当たり前なんだけど、なんか……神々しい。
たどり着くまでが大変だったのもあって、やっぱり感動。
人生観は変わらなかったけど、変わる人の気持ちがわからなくもない。
樹齢7000年以上、でも実際何年なのか、切ってみないとわからないそうです。
でも、昔台風で折れた枝がすでに樹齢3000年だか何年だかだったらしいし
もう次元がちがう。
触ることはできません。
前はできたみたいだけど、観光客が殺到して、木に近づくときに
根っこを踏みつけてしまったことで、縄文杉が弱ってきちゃったので
観光用の台みたいなところから見る感じ。
苔もイキイキ!
行くのは大変だけど、それだけの価値アリ! の縄文杉でした。
ちなみに、屋久島は土台が石で、本来植物が育たないそうなのですが、
石の上に生えている苔が土がわりをしているそうです。
土があるところよりも美しい自然を、石と苔が支えているのです。
縄文杉や自然そのものにももちろん感動したけど、
私はこの事実が一番心に残っています。
ちなみに、屋久島のお酒「三岳」
芋焼酎で、けっこうクセのある感じですが、
屋久島にいるとき飲んで、飲むと行ったときのことを思い出せるので
お店に置いてあるとたまに飲みます。
屋久島に行ったらぜひ、もしくはお店で発見したらぜひ、
飲んでみてくださいませ~