緊張屋のための3つの対策
私はものすごーく緊張屋です。
というか、割と当日までケロっとしてはいるんだけど、
1時間切ったあたりから急激に緊張してくる。
たとえば人前で歌うとき。
なんだかんだで歌手になりたかった人間なので
なんだかんだで人前で歌うこともけっこうあった。(LIVEとかもやっていたし)
そりゃ、最初は緊張するだろうけど、何回もやってれば緊張しなくなるのでは……?
聴いている人が少なければ緊張しないのでは……?
いやいやいやそんなことはない。
そういう人もいると思うんだけど、私は回数とか人数とか関係なく
とにかく緊張する。
理由? そんなものは特にない。
たぶん、ちゃんとできるんだろうか、とか間違えないようにしなきゃ、とか
そういうのがいろいろ渦巻いてるんだと思う。手とかふるえてるし。
たった1曲、ステージの上で歌うだけで、今でも息苦しくなるくらい(笑)
緊張しているのです。(でも好きだからやめられないのです)
と、ずいぶん引っ張りましたが、そんな緊張屋の私が実践している
緊張対策について、書いてみたいと思います。
歌とかスピーチとか、プレゼンとか、人前で声を出す系のことなら
共通して言えることなんじゃないかと。
①練習
当たり前だけど、練習大事。
これもよく言うけど、練習でできないことは本番だとまずできない。
火事場の馬鹿力的な、奇跡はあんまり起きない。
(たまには起きるけど)
だから、歌うなら歌ってみる、喋るなら喋ってみる、っていうのは大事だと思う。
むしろ、練習でできたことが、本番でできないことはよくある。
それを心に留めておくだけでも心構えが違うんじゃないかな。
②イメトレ
本番を頭の中でイメージする。
かなりリアルに。私、これはかなり効果的だと思っています。
自分が何かするところだけじゃなくて、そのちょっと前の状況からイメージして
こんな流れでこんな風に始まって……
としっかりイメージしてみると、けっこうドキドキしてくる。
というか、ドキドキしてくるくらいリアルにやったほうがいい。
本番に慣れる、というのはムリなので、緊張する状態に慣れる、ということです。
あくまで私の場合ですが、そうすると本当の本番のときに
「あー緊張してきたー、でもあのときの感じと一緒だー」という感じで
固まり過ぎなくなります。緊張はするんだけどね。
①と②はセットみたいな感じだけど、イメトレであんまりリアルにイメージ
できなかったことも本番ではできない確率が高い。
イメトレして、ああしようこうしようと考えていると、必然的に
「自分はこういう風に見えるはず(見せたい)」というのもイメージできてくる。
そうすると、なんていうか、本番で幽体離脱状態というか、客観的な心をなくさずに
いられるような気がする。
そしてイメトレしておくと、本番のときそういう状態にしやすくなる気もする。
気がするばっかりですが、あくまで自分比なのでご了承ください。笑
冷静さをなくさないということなので、ミスをしないことにもつながるわけです。
③本番前に1回は納得できる形を作る
①と②の末に、という感じだけど、これが本番でできればOK!というところまで
仕上げること。
1回できたことなんだから、もう1回できるはず! という心の支えです。笑
最後は気合いかよ! という感じですが、緊張だって気の持ちようなんだから
気持ちの問題なのです。
これがないと、ずーっとずーっと不安で、その不安がさらなる緊張を呼ぶ。
そういう状態はけっこうつらいうえに、本当にミスってしまう確率も高く、
また次の機会にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。
私はステージで歌うときはこれを実践しています。
それでも歌詞とか間違えちゃうけどね!笑
でもおかげで? 緊張しているようには見えない、とは言われます。
あと緊張すると言いつつ、本番始まっちゃうと、楽しくなってしまうタイプだと
いうのも但し書きとして付け加えておきます。笑
この週末も友人の結婚式で1曲歌わせてもらうので、がんばります!