ポメつぶ

ポメラニアンに似ているらしい会社員(♀)が気の向くままに綴ります。

赤子との初夜…!

赤ちゃんとの初めての夜のことを書こうと思っていたら、

赤ちゃんが1歳になってしまいました……!

なんということでしょう。

 

それはともかくとして、

・新生児は基本的にはずーっと寝てる

・新生児は1日のほとんどを寝て過ごす

・産まれたてはとにかく寝てるから夜泣きとかより楽

という言葉を信じていた私。

産まれた後はさぞかし寝るんだろうと。

少なくとも3日間くらいはほとんど寝てるのでは? とか。

いやこれ嘘でしたね。

嘘じゃない子もいるのかもしれないけど、我が子は違った。。

 

産院の個室に戻ってきて、コンビニおにぎりとかを貪ってた1時間くらいは

おとなしく眠っていたものの、灯りを落として寝ようとしてしばらくすると

 

ほぎゃ……

 

ん? 起きたのかな?(私も産後ハイなのか寝つきが悪かった)

まぁまたすぐ寝るよね、うんうん……

 

ほぎゃあああ…ほぎゃあああ…

 

お? これ本気泣きか? まぁ、1回くらいあるよね、うんちかな。。

おむつおむつ……おお、海苔みたいなうんちしてるー(黒くてネバネバ)

夫におむつ替えてもらう。

 

よし、落ち着いたかな、寝よ寝よ……

 

ほぎゃ……

ほぎゃあああ…ほぎゃあああ…

 

あれーまたおむつ? 今度はおしっこかなー

替えても泣き止まず、恐る恐る抱っこしてみたり、

母乳はまだあまり出ないけど、授乳してみたり。。

そんなこんなでちょっと落ち着いてきて、また寝かせてみる。

今度こそいけたかな? っていうか新生児ってずっと寝るんじゃないの?

まぁでもこれくらいはあるか……

 

ほぎゃ……

 

えええ。。

こっちは18時間格闘したあとだぞー!(赤ちゃんもだけど。。)

ブドウ糖の白湯を少し飲ませてみたり、また授乳してみたり。

何度も言うけどほとんど出てないですよ、母乳

 

はい、これ結局朝方までエンドレスでした。

理由はわからないけど、朝になると寝るんだよなぁ。。

赤ちゃんのこの体内時計には、帰宅後も振り回されまくるのですが……

 

ほぼ入院中ずっと、夜はこんな感じ。

1日だけ、夜長めに寝てくれた日があったかな。

母子同室って、赤ちゃんを間近で見守れるのは嬉しいかもしれないけど、

正直このときは嬉しいとかいう感情をもつ余裕がなくて、

面倒みてくれ。。という気持ちしかなかった(笑)

 

産院の同じフロアに個室がいくつかあるんだけど、

どこも泣き出す時間帯は同じみたいで、交互にお湯取りに出てきたり

泣き声が響き渡ったりで、つらいような仲間意識が芽生えるような。。

 

コロナがいよいよヤバくなってきた時期でもあったから、

夫は面会に来られなくなってしまい、遠方から来るはずだった両親も来られず、

ずっと一人で赤ちゃんと一緒、ニュースも暗いものばかり……

今思い出しても孤独すぎて泣きそうだわ

 

夜がくるのが嫌で嫌でしかたなくて、自分のお風呂の時間と、沐浴させてくれるとき、

赤ちゃんを預かってくれるのが本当にうれしかった。

お風呂の間にうんちしといてくれーとか、泣いといてくれーとか思ってました

助産師さんが全部対応してくれるから)

 

そんな中、突然夫が送ってきたこちらの曲

www.youtube.com

 "A Lover's concerto"、有名な曲です。

聴いたらなんだか号泣しちゃいましたね。

幸せな曲なわけですが、独りぼっちで聴くとね……

本当なら、両親や夫に病院にきてもらって、赤ちゃん抱っこしてもらって

みんなに囲まれて、出産大変だったね、頑張ったねとか言われて、

そうそうこんなに大変だった! とかエラそうにしゃべったりして、

しんどくても多少は楽しい時間とか過ごせたはずなのに、と

現実にならなかった景色を、赤ちゃんと二人ぼっちの部屋で思い浮かべていたら、

もう涙が止まらなかった……

本人は「なんかいい曲だと思って」という軽い気持ちだったそうですが、

私にとっては完全に出産直後の思い出の曲になってしまいました。

 

ちなみに小さい産院だったせいか、食事はいつもとてもしっかりしたメニューで

美味しかったです。大人になってから一番健康的な食生活だったかもw

 

たった5日間だったけど、本当に長く感じた入院生活。

さみしかったし赤ちゃんのお世話も大変だった、身体もしんどかったー!

黄疸がちょっと出てしまって、退院日が延びるかも…という話も少しあったけど、

あまりひどくならなかったので、自宅での様子見でOK、ということになり。

予定通り退院! やったー

 

こんな感じでなんとか赤ちゃんとの最初の5日間を乗り切ったのでした。